熱中症とは、暑さのせいで体内の調整機能(体温調節や循環機能)などの働きに障害が発症することの総称です。
熱射病、熱痙攣、熱虚脱、熱疲はい等の症状が熱中症にあたります。
人間は体温上昇を抑えるために汗をかきます。汗をかけば、汗の蒸発によって熱が奪われるので、体温の低下になります。
しかし、汗をかけばそれに伴って水分や塩分が失われてしまいます。その状態に対して、体が適切に対処できなくなると大変なことになってしまうわけです。
また、体内の機能が発育途中の子どもや、体力が衰えはじめた高齢者は熱中症になりやすいとされています。
予防するには、とにかく長時間暑いところにいないこと。
こまめに水分と塩分をとること。とくにスポーツドリンクはもってこいでしょう。
ついでに、下痢をしたときの対処法は、やはりスポーツドリンクを取りましょう。それも常温のを。くれぐれも冷たいのは避けてください。